思い出のモノを捨てられない性格です。
2022年の冬まで、実家のわたしが使っていた部屋には小学生〜大学生までのノートや教科書、プリント類、友達からもらった手紙や年賀状、部活の後輩からの色紙、小さい頃のぬいぐるみや集めたキーホルダー、日記など、段ボールに詰めて山積みになっていました。通学バッグや絵の具セットもあります。勉強机の引き出しにも、便箋セットやビーズ、ずっと使っていたお財布など、家を出た当時のまま残っていました。特に見返すこともないのに捨てられずにいました。
2022年の冬、2週間ほど実家にいる期間がありました。これはいい機会だと思い、中学生〜高校生までのプリント、教科書、ノートを泣く泣く捨てることに成功しました。他はそのままです。
そして2023年の春、里帰りしている今、子どもが生まれたら本当に本当に片付けるタイミングがなくなるだろうな、自分の使っていた部屋だけでも親に迷惑をかけずにすっきりさせておきたいな、と思い、ついに思い出のモノたちを片付ける決心をしました。
ですが、私をここまで連れてきてくれた大切なモノたちで、簡単にゴミ袋に投げ入れることは躊躇してしまいます。そこで見つけたのがお焚き上げです。1年間使ったお守りを神社で燃やして供養してもらうように、お世話になった大切なモノを神社で供養してもらうのです。調べてみると、神社に直接持って行かなくても段ボールに詰めて送るだけでお焚き上げをしてくれるサービスもあるそうです。わたしは今回「みんなのお焚き上げ」というサービスを利用してみることにしました。
サイトで申し込みと支払いを済ませると、お焚き上げキットが届きました。キットには、説明書、申し込みカード、着払い伝票、お焚き上げシールが入っています。私は今回120cmの段ボールで申し込んだので、自分で用意した120cmの段ボールに詰めて集荷に来てもらう、ただそれだけでした。1つ 9,350円 でした。上に書いたような思い出のモノたちをどんどん段ボールに詰めました。大きな衣装ケース1箱にだけ、どうしても手放せないものをしまいました。
以下、実際のスケジュールです。
4/16 サイトにて申込みと支払い完了
4/19 キットが郵便で到着
4/21 日本郵便に集荷依頼
5/3 荷物到着の連絡がメールで届く
5/17 「次回のお焚き上げは明日18日です」とメールが届く
5/19 供養完了のメールが届く
5/22 お焚き上げ証明書が郵便で届く
供養完了のメールと一緒に、祈祷の動画のURLも送ってくださり、自分のぬいぐるみなどが並べてられている様子を見ることができました。
部屋も心もすっきりした気がします。お世話になったモノたちへの感謝の気持ちをしっかり持って、これからも元気に生きていこうと思います。みんないままでありがとう!
見ていただきありがとうございました。