タマチヤンの日記

日常や学びを綴っていきます

【読書録】「宙ごはん」町田そのこ

高校生くらいの頃から本を買って読むのが好きです。シンガポールにいる間は紙の本の購入は我慢し、kindleを利用していました。といっても小説はkindleで読む気になれず、小説自体読まずにいました。日本に帰ってまず行きたいと思ったのが書店です。

こちらは書店の本屋大賞ノミネートのコーナーで見つけた本です。表紙のかわいいフォントと柔らかなイラストに惹かれて購入しました。帯によると、料理に関わるハートフルストーリーのようでした。タイトルの「宙」は「そら」と読むそうで、主人公の名前です。

「宙ごはん」町田そのこ

https://www.amazon.co.jp/dp/4093866457

「宙ごはん」の本の画像です

「宙ごはん」町田そのこ

この本を読んで思ったこと、考えたこと

※自分の備忘録的に思うままに書いているので、本の内容とは全然違う突飛なことも書いているかもしれません。またネタバレも含むかもしれません。

  • 自分の心に素直でいい気がする。好きとか尊敬の気持ちとか、やりたいこととかを大事にしたい。
  • お母さんにもいろんな形があって、こうあるべきとか考えない方がいいかも。
  • たくさんの人に助けられた分、自分が誰かを助けるべきときが来るのかも。自分にしかその人を助けられないときというか。
  • 子どもに好き嫌いしてほしくないなあ。
  • 何でも味わって食べられることは、人の魅力の一つ。
  • 「叱らない」と「わがままを許す」のは違う
  • 悪いことをしたとき、謝って許してもらおうとするのは、罪から解放されるための謝る側の都合。自己満足。相手に許しを強制している。謝られる側にとってはただの暴力かもしれない。しないといけないことは、ずっと覚えていること。ずっと覚えていて、二度と悲しいことが起きないように考えること。

 

料理で人をつなぐというか励ますというか、そんな感じのストーリーかと思っていたけど、そこまで料理要素は強くなかった気がします。しかし自分も、目の前にいる人、その人の気持ち、今日はどんな日なのか、などにさまざまな状況に合わせた素敵な料理を作れる人間になりたいなと強く感じました(落ち込んだ時はパンケーキを作って食べてみんなで笑顔になる!など)。主人公、宙の幼少期からはじまり、ぐんと大人になっていくテンポが読みやすいなと思いました。ハートフルストーリーのようでハートフルすぎないのがちょうどよかったです。

町田そのこさんの本を読むのは初めてでした。他の本も読んでみます。おすすめの本があればぜひ教えてください☺️

 

見ていただきありがとうございました。